UnNews:「あだ名禁止」は完全に思考停止― YouTuberが疑問の声
【2022年6月4日配信】
「ナルちゃん憲法」も最早過去の話ー。現在、アイドルグループで、あだ名を禁止する動きが強まっている。
とあるYouTuberが、あだ名や呼び捨てをやめ、「さん付け」にする様奨励するアイドルグループの規則に疑問を呈した。 該当の動画は、2022年6月2日に投稿され、「ルッキズムの象徴であるあだ名は、いじめに繋がる」とし「ファンやメンバー同士のあだ名や、呼び捨てを禁止し、メンバー同士であってもさん付けで呼ばなければならない」アイドルグループが増えているというニュース記事を読み上げ、「思考停止しており、全体主義を誘発させる」と批判した。
「あだ名禁止は、まったく合理性のない取り決めであり、禁圧することで逆にいじめを助長する」と知識人のS氏。S氏によれば、あだ名禁止の起源ははっきりしないというが、一説には中国のSNS・微博で習近平がプーさん呼びされた事が発端とされる。現に中国では、プーさんは御法度となっており、それが日本にも輸入され、本多勝一の「中国の旅」に影響された左翼教師がこれを真似、かつての「ジェンダーフリー」の流れで「あだ名禁止」を流行らせたというのがS氏の主張である。
仮に、「あだ名」禁止の規定を過去に遡及した場合、おニャン子クラブのみならず、2005年に結成されたAKB48、坂道グループも対応を迫られており、アイドル評論家は「日本のアイドルグループには、ファンとアイドルであだ名を呼び合い、親密度を高めてきた経緯がある。日本のやり方を参考にした韓流アイドル、例えばBTSはどうなるのか。アイドルグループが成り立たなくなるのでは」と危惧している。皇族も例外ではない。上皇陛下が徳仁天皇を育てる上でのマニュアルである「ナルちゃん憲法」も対象になる可能性があるのだ。他にも、「〇〇ニキ」、「松ちゃん」、「マツさん」など、更に辿っていけば歴史上の人物にも適用されるという「法の不遡及」を無視する点が指摘されており、各自対策が急がれるところだ。私企業の取り決めとはいえ、同様の取り組みは、全国各地の小学校にも飛び火している。「あだ名禁止」をどこまで遡及するかについては、慎重な議論が必要である。
外部リンク[編集]
![]() 本項は第4回誤報コンテストに出品されました。
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