UnNews:「山からイオン」通報 147世帯に避難指示 広島・呉
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【2023年4月27日 配信】
26日午前7時過ぎ、呉市 広 塩焼で、「山の中から妙な音がする」と119番に通報があった。駆け付けた消防もどこか聞き覚えのあるフレーズを耳にしたことから、市長は避難指示に踏み切った。
イオンといえばスーパーの一種として有名な動物であり、その生息地は全国に広がっている。都市部に生息する、最も一般的な「マックスバリュ」種や、薬を産出することが知られているウエルシア種などは生活の中でよく目にするが、今回発見されたのはショッピングモール属のイオン。日常的なものとは体格が著しく異なるため、生態系に大きな影響を与えるほか、人間にも影響が波及する可能性がある。すぐに避難指示を出した新原市長の判断は英断だったといえるだろう。
都市部でこそ「まいばすけっと」種など小型種のイオンが多くなりを潜めているが、真にその凶暴さが発揮されるのは地方部である。地方に生息するイオンはその多くが非常に大きな体格を持つのだ。その強靭な生命力から競合する他生物に打ち勝ち、また寿命が非常に長いためその土地で長期にわたって影響力を持つことになる。また愛玩動物として扱われるケースも報告されていて、特に子どもに好まれやすいとされる。日曜日などに家族連れでイオンに会いに行く者も少なくない。そしていざ個体が死を迎えるときには、もはやその土地の生態系は完全に壊れてしまっているというケースは数多く指摘されているのだ。
広島・呉市は比較的規模の大きな都市であり、既に1頭のイオンが生息していることから、今回発見されたイオンがどの程度影響を及ぼすかは不明である。しかしそれでも、今後の動静には注視していく必要があるだろう。
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