UnNews:食糧危機に瀕する北朝鮮、危機脱出のため秘策を打ち出す
【2023年3月1日】
コロナ禍による国境封鎖や記録的な干ばつによる農作物の収穫量の激減により、現在、深刻な食糧危機に瀕している北朝鮮では2月26日から金正恩（キム・ジョンウン）総書記の指揮の下、連日にわたり朝鮮労働党中央委員全員会議拡大会議が開催されているが、このほど、食糧危機脱出のための新たな政策を2つ打ち出すことが決定したことを朝鮮中央通信は明らかにした。
ダイナマイト漁・・・もとい、ミサイル漁による漁業の活性化[編集]
農作物の収穫が望めないのならば、漁獲量を増やせばよい。金正恩総書記はそう考えたのか、現在、北朝鮮が国家予算のほとんどを費やして開発に力を入れているミサイルを活かした漁法、ミサイル漁による漁獲量の増加を指示した。
水中で爆発物を爆発させた衝撃波によって死んだり気絶したことにより水面に浮き上がってきた魚を回収する漁法といえばダイナマイト漁があるが、このミサイル漁は、ダイナマイトよりもはるかに大きく、そして広範囲に衝撃波を出すことが出来るミサイルを使用することにより、網漁業や釣漁業といった従来の漁法の数倍魚が獲れるダイナマイト漁よりも、さらに多い漁獲量を得ることの出来るものであると考えられており、かねてより強力なミサイルを開発するのと同時に、食糧確保の方法を模索していた北朝鮮にとってはこの上なく最適な漁法であったのか、今回の採用に至った。
今回の金総書記による指示により、食糧危機を脱するまでの当面の間はミサイル漁が活発に行われるようであるが、ダイナマイト漁の、爆発の衝撃によりサンゴを破壊し死滅させることにより海の生態系が壊れる[1]、という欠点がこのミサイル漁にも引き継がれているばかりか、ミサイルの種類によっては放射性物質による深刻な海の汚染も起こると考えられており、また、ミサイルの軌道によっては韓国や日本の領土に落ちる可能性もあるため、その二カ国によるミサイル追撃やアメリカを巻き込んだ三カ国合同軍事演習によるミサイル漁への妨害が懸念される。
なお、北朝鮮がミサイル漁を行うことを公にしたのは今回が初めてではあるものの、これまでの北朝鮮によるミサイル発射により幾度となく危機に晒されてきた日本では、少なくとも数年前より、北朝鮮によるミサイル漁（当時はダイナマイト漁と呼ばれてはいたものの）実施を指摘する声がSNS上で挙がっており、今回のこの報道は、食糧危機脱出のためという理由を前面に押し出すことで各国に同情させミサイル発射を問題視されないようにするためなのではないかと考えられる。
国内各地にある犬・豚小屋で製造された肉の生産量増加[編集]
ミサイル漁の実施に続き、金総書記が指示したのは、北朝鮮国内各地にある、犬・豚小屋で製造される肉の生産量増加である。
現在、北朝鮮には少なくとも30か所[2]の犬・豚小屋があると見られており、そこでは日々多くの犬肉[3]や豚肉が生産されているようだが、今回の食糧危機を乗り越えるにはまだまだ数が圧倒的に不足している。そのため、金総書記はさらに肉の生産量を増やすよう指示をしたが、現在飼育している犬・豚の数（2021年時点では少なくとも約18万頭[4]）ではこれ以上の肉の生産量の増加が見込まれないため、あまり人の言うことを聞かない犬・豚を優先的に捕獲・収容することで飼育数を増やし、今後肉の生産量を増やしていくものとみられる。
なお、今回の会議中に、「丸々としていて肉質の良さそうな豚の親子を発見したから、屠殺して飢えに苦しんでいる人民に分けないか」と提案した者がいたようだが、その提案をした者のその後を知るものは誰もいないという。
脚注[編集]
- ^ この欠点のため、世界中の多くの国家ではダイナマイト漁が禁止されている。
- ^ Wikipedia調べ。
- ^ 北朝鮮では犬食文化があり、貴重な蛋白源として重宝されている。
- ^ 韓国デイリーNKの複数の内部情報筋より。
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