YouTuber

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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これ、見てるやつおるんか?
下層YouTuber について、浜田雅功

YouTuber (ユーチューバー)とは、YouTubeに投稿した動画の再生数に応じて生じる広告収入を稼ぎ、「好きなことをして、生きていく」人たち、あるいはそうなろうとして「親のすねをかじって、生きていく」人たちのこと。

飲んで遊んで暮らしながら、タワマンの高層階で動画編集するような生活を送る成功者ばかりが目立っているが、実際のところ大抵のYouTuberは小銭稼ぎに過ぎない。そのような大部分の人たちは本職が他にあったり、あるいは収入がないよりはマシなNEETだったりとさまざま。

成功すれば「タレントごっこ」「クリエイターごっこ」から本物のタレント、クリエイターに成り上がり、テレビなどのマスメディアでの仕事までもらえるというシンデレラサクセスストーリーが待っている。しかし、その人気自体は簡単に手に入らないというのが現実。

魅力的な収入に目が眩んだ人々は、その暗部に気付くことなく悲劇へと引きずり込まれていく。

定義[編集]

原則として、著作権侵害動画共有サイトであるYouTubeに、あえて著作権侵害ではない、自分で制作した動画を投稿する人たちをYouTuberという。クリーンな動画を共有したかったらVimeoのようなクリーンなサイトへ行けばいいのに、あえて著作権侵害動画の山に自ら埋もれようとするのは、稼いだ再生数に応じて広告収入を弾んでもらえるからに他ならない。

よって、YouTubeの動画投稿者全員をYouTuberと呼ぶわけではなく、著作権侵害動画を投稿するものはYouTuberの定義から外れる。そもそも、この連中はYouTubeのキャッチコピーの通り「Broadcast yourself」(自分を発信)していない。そのため、本当ならYouTubeはこのような本来の用途に反して著作権侵害動画を垂れ流す連中を追放したいが、連中からすれば他人の動画など減るものではないのでいくらでも投稿できるし、みんなでやれば怖くない、すなわちYouTubeの管理を圧倒できるので余裕でのさばっている。こいつらはYouTuberとは呼ばれないし、YouTubeからも歓迎されていない。

そういうこともあり、YouTubeとしては著作権を足蹴にする連中よりかは、ゴミでも何でもいいから自分で何かを生み出す連中を歓迎したい。そのため、自分で作った動画を投稿する人たちに対しては、再生数に応じて広告収入が発生するようにしている。

概要[編集]

ニコニコ動画のヘビーユーザー(ニコ厨)はアニメゲーム等に関するオタクが多く、アニメの映像などを弄繰り回してネタにしたり、人気な同人ゲームの二次創作動画を製作したりというサブカル寄りの活動がよく見られるのに対して、YouTuberはテレビにおけるタレント芸人になろうとして、自分でトークやパフォーマンスを行うという点で、大きく性質が異なる。但し、タレントと違うのは企業から実力を見込まれて番組に出演するのではなく、あくまで勝手にテレビタレントの真似をするだけに過ぎない。

しかし、それでも多くの視聴者から注目され、タレント並みの人気を得たYouTuberは、運営からも注目され、やがてはYouTube自体の宣伝役をも買うこととなった。その広告では、「好きなことをして、生きていく」という新たなライフスタイルを謳った。

広告中では、人気YouTuberが自身の人気になった経緯等を語り、YouTuberの職業としての素晴らしさを伝えている。例としては、「スーパーマーケットで働く傍らで動画投稿をしているうちにYouTuberとして爆発的な人気を得るようになった」、「そこそこ良い職には就いていたもののさほど楽しくない職だったので辞めたが、YouTubeを本職にしたら大人気となった」などという典型的なまでのサクセスストーリーが挙げられる。

YouTubeでの動画投稿というのは多くの場合趣味の領域にあり、マイペースに投稿活動をしてもそれが人気を得れば莫大な収入に繋がるようになる。こういった魅力的な側面が現状の生活に満足できない負け組たちを惹き付け、多くのフォロワーに変えていった。これは悲劇の始まりであった。やはり自由より金である。要出典

実情[編集]

当然、「動画投稿していたら爆発的に人気になった」「仕事をやめてYouTuberになったら大人気になった」などという単純で美味しい話を、誰もが実現できるはずはない。似非タレントとして勝手に活動しているだけでそのうち莫大な富が入ってくる、わけがない。そんな夢のような話を現実にできるのは、膨大な数の人たちの中のほんの一握りに過ぎない。

そんな欺瞞に子供たちは騙されて憧れ、いい大人でも騙されるものがいる。「俺これで食っていけるかも」という根拠なき希望的観測から、今ある仕事を捨てて、自分からゴミ扱いされに行っている者は非常に多い。まさに自殺である。

未来日本を担っていく子供達を負け組に引きずり込む、YouTubeの狡猾なキャッチコピー、「好きなことで、生きていく」のその実態は、「子供騙して、生きていく」。また、いい大人なのに同様な手口で騙され、「労働する」ということを見失った負け組たちは、「親の金だけで、生きていく」羽目になる。

ヒカキンチルドレン[編集]

職業としてのYouTuberの実態など知る由もない中学生たちは、音の出るゴミ某有名YouTuberに憧れを抱きがちである。その結果、将来目指す職業がYouTuberであるなどと豪語しつつ、その人物の動画様式をそのまま模倣して撮影したものを投稿し続ける。

このような子供たちはヒカ○ンチルドレン、或いはヒカ○ンの被害者と呼ばれる。

被害者と呼称される理由は、テレビに出演するほど有名なYouTuberであるヒ○キンが彼らに多大な悪影響を与えた結果として、彼らがヒ○キンを模倣しようとするあまりに自身の個人情報、醜態、悪いものでは犯罪行為までを若気の至りで公表してしまうことがあるからである。

なお、こういう行為をする子供たちの中に、ごくまれにいい大人が紛れ込んでいることもある。

失敗例の行方[編集]

YouTuberの失敗例たちは、多数の人々から見られているわけでもないのにタレントのように振る舞ったり、何をしてでも人気を集めようと身体を壊すような真似(例として廃油を飲んだりGKBRを食べたりなど)をしたりして、結局は人気を集められないまま白眼視される。

最終的には先述のニコ厨によってその様子を捕捉され、ニコニコ動画上に転載されて罵詈雑言を好き放題投げつけられた挙句、侮辱的な内容のネタ動画に昇華するための素材とされてしまう。

こうした醜態を晒す人々はYouTuberに限らず、ニコニコ生放送TwitCastingなど一般向けの携帯端末から気軽に利用できる映像配信用サービスの利用者にも多く見られている。また、実際はただのタレントごっこの延長で実質友達だけに見てもらっているのではないかとする声もある。

バーチャルYouTuber[編集]

近年では3DCGを使って顔を出さずに映像を作る「Vtuber」と呼ばれる一派が勢力を伸ばしつつある。

こちらは自身がブスだろうがオッサンだろうが、CG作成ツールとボイスチェンジツールさえ用意すれば見目麗しいお姿になれる為更に敷居は下がっている(無論各種ツールにはフリー配信版を用いるのが前提)。

オッサンがバ美肉(バーチャル美少女セルフ受肉)しロリロリ美少女になって、同じく中身がオッサンのバーチャル幼女と戯れるという地獄絵図が、今日も各地で繰り広げられている。

そう言えばゼロ年代初頭、バーチャルネットアイドルというネットコンテンツが一大ブームを巻き起こした事があった。アクセス数目当ての素人が物凄い勢いで参加しまくったお陰で全体の質がボロクソになり、ほんの数年でジャンル自体が壮絶に自壊したけど、まぁ関係ないよね。多分。

動画の種類[編集]

商品レビュー
人気が一切ないYouTuberにとっても手軽に投稿に利用できる一つの様式である。方法としてはスーパーマーケットコンビニエンスストアで適当な菓子を購入し、家に持ち帰って開封し、おもむろに食べてその様子を映像に収録し投稿するだけのものである。出演者はこういった各々の動作に自身の感想を付け加えることで動画の完成度を高めることができるが、大体は拙い感想だったり、同じことを何回も繰り返して言ったり、実質何も大したことを言っていなかったりすることが多い。果たしてこれが人気を集めることに関して意味を成しているかどうかは謎である(おそらく成していない)。また、その商品を開発した企業が裏に潜んでいるステマ動画も多数存在すると言われている。やらせももちろん存在する。
ゲーム実況
子供たちの憧れの星となっている、底辺最も人気なゲーム実況YouTuber
コンピューターゲームを実況しながら遊び、その様子を投稿する様式である。基本的には気軽に利用できる携帯端末向けゲームを題材として利用するものが多く、そうした類の動画においては人気なものでも出演者はガチャと呼ばれるくじ引き要素に一喜一憂して場合によっては奇声を上げるという単純な類型を示しているため、人気の程が底辺のものに向かっていけばいくほどその類型的な要素が残酷な様相を呈しているものばかりになると思われる。
たまに範囲を広げて、ニコニコ動画で人気なPC向けフリーゲームの類にまつわるゲーム実況を投稿するケースが稀に見られる。しかしYouTuberの多くはインターネットに慣れていないためか、パロディ要素のあるフリーゲームのネタがパロディであることに気付くことができず、それを元ネタなのだと誤解してしまった結果、他に同様のパロディを目の当たりにしたとき、「おい! それってYo! のびハザのネタじゃんかアッアッアッアッアッ」と意味不明な発言をしておかしな笑い方を露呈させる人もいるらしい。
オフ会
YouTuberたちは、自分の視聴者や仲間のYouTuberたちと共にオフ会の開催を試み、その様子を記録した映像をもYouTubeに投稿することがある。しかし、このオフ会の企画が成功する確率は、全体的に見るとあまり高くないものと言える。例えば、ファンがあまりにも少ないと、オフ会を開催しても誰も参加しないという確率のほうが高い。しかも主催者のYouYuberは、動画を投稿するものとして企画を宣言している以上どうしても引き下がれず、結局のところその誰も参加しないオフ会の様子を記録して投稿することになってしまう。そうしてやがては、その無様な様子がニコニコ動画の物好きな利用者たちの監視網に捕捉され、晒し者にされた挙句には「オフ会0人」のニックネームを永遠に背負っていくことにもなってしまう。そればかりか、そのかつての現場に恐ろしい「自称参加者」を呼び寄せ、怒号を上げながらショッピングモール中を闊歩されてしまうことにもなりかねない。
また、YouTuberには年少の層が多いことから、各参加者の年齢差にも気を配らなければならないということが指摘される。極端な例としては、大勢の少年YouTuberによるオフ会に、中年のYouTuberが一人で参加したという悲しい一件が挙げられる。ほぼ全員が少年の参加者である中で一人だけが中年だというのは、言うまでもなく非常に目立つものである。そして、その様子が記録され投稿されたYouTubeの動画では、異様に目立つ唯一の中年参加者が途中から登場しなくなっていることで、彼が置いてけぼりにされたということも視聴者にとって明白なものとなってしまった。さらには、それがニコ厨からオモチャとして目を付けられた結果、その中年YouTuberが自身の投稿する商品レビュー動画で単なるバナナを扱い、しかも「おいしい」程度しか感想を言えていなかったという様子も晒し者にされ、結果的にどんどん彼は違う意味での有名人になってしまったという。
一発ネタ
この様式はお笑い芸人の類によく似ている。但し所詮は一般人なので本物のお笑い芸人のような面白いことを言えるわけでもなく、結果として成されるものの多くは自身に負担をかける無茶な行為を撮影して投稿するものである。例としては先に挙げた通り、廃油を飲んだりGKBRを食べたりといったものである。酷いものとなると、自分の部屋でそのGKBR養殖したりなど、もはや本来の目的を見失って自分でも何をやっているのか分かっていないのではないかと思われるようなものが見られるようになる。
嫌がらせ
YouTuberが人々から毛嫌いされる要因の一つである。一部のYouTuberは人気を集めるために各地のスーパーマーケットを巡回して万引きをしたり、或いはそこで陳列される食料品の中に異物(主につまようじ)を突き刺して内部に混入させたりして、テレビで全国に報道されて逮捕されるケースも見られている。一説によればこういったことをする人々もヒカ○ンの被害者なのではないかと考えられている。なお、被害妄想から近辺住民に嫌がらせをするようになったところ自分も嫌がらせされるようになってしまったYouTuberもいるという。
炎上
例えば、ニベアクリームを風呂に入れて無駄にしたり、5股してヘラヘラしたり、ゴルフクラブを折って(故意に)その製造メーカーをAmazon販売中止に追い込んだのに平謝り、また札束柄のメモ帳を風呂に入れて無駄にしたりした挙句に活動休止という判断を下されたYouTuberや、ツイッターで少年に暴言を吐いたMAXむらいなどが良い例悪い例である。最近は炎上する人が多いため、エクストリーム・謝罪の派生型として、「エクストリーム・炎上」の開催が予定されている。
不謹慎系
炎上系の中でも、特に「不謹慎系」とされるYouTuberの中には、凶悪犯罪が報じられた際にその犯人を擁護したり、逆に被害者を中傷したりする動画を公開し、視聴者を煽って炎上させ、再生数を稼ぐ者もいる。ただ、対象とする事件煽る相手を間違えると怒った煽られ側に執拗に通報されて、BANに追い込まれることになる。

関連項目[編集]