「方向音痴」の版間の差分
(楽しい方向音痴から ぼくら さびしい迷子になろうよ♪) |
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2015年12月28日 (月) 11:28時点における版
〜 方向音痴 について、Mr.Children
概要
通常、目的地に向かうことは単なる移動に過ぎず、特に面白さなどはない。しかし、方向音痴の能力を有していれば、わずかな移動距離であっても、街全体があたかも巨大な迷路になったかのような大冒険を楽しむことができる。
この特殊能力を発揮するには、地図を見ない、動く物を目印にする、自分が移動している方角や距離を意識しない、などといった心構えが必要であるが、真の能力者ともなれば、地図を見ても、あるいはスマホのGPS機能を利用してさえも、自分がどこにいるのかわからないという方向感覚の喪失を味わうことができるとされる。
特殊能力を発揮する場所は街の中に限られず、建物の中でも可能である。大型ショッピングセンターや遊園地はもちろん、友人の家などであっても、トイレから元の部屋に戻れない、というように、ちょっとした瞬間すらも冒険に変えてくれるのが方向音痴である。
このように楽しい方向音痴であるが、反面として、予定の時間までに目的地に到着できない、自動車での移動の場合にはガソリン代が異常にかかる、といったことは日常茶飯事である。メタルギアやバイオハザードなどのゲームを遊ぶ場合には、どこに進めば良いのかわからなくなり、ゲーム本来の冒険的要素を楽しむことができなくなる。また、山岳地帯で特殊能力を発揮してしまうと二度と戻ってこられなくなる場合があるなど、時に冒険が命がけになることもある。
一方、方向音痴の人間とつきあう者にとっては、待ち合わせの相手がなかなか来ない、電話で道案内をしてやろうと思って「いま何が見える?」と訊いても答えがさっぱり要領を得ないなど、特殊能力の発揮ぶりにいらいらさせられることもしばしばである。しかし、能力者と同行する際には、あえて方向音痴の者に先導させることによって、あり得ない方向に進んでいく様子を眺めて楽しむことができるので、飽きることがない。