バイキング

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
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バイキングとはお金を払ってまで船酔い気分を味わいたいドMたちが楽しむ変態アトラクションである。

概要[編集]

このアトラクションの仕組みは至ってシンプルで上がり下がりを繰り返すだけである。最近では加速が速かったり、一回転したりするものもあるが基本的に巨大なブランコであることに変わりはない。他の特徴はジェットコースターが土台から建設されているのに対して、バイキングは設置型のアトラクションなので持ち運びできる。つまり仮に閉園したとすると、遊園地と一心同体で錆びつき滅びを待つだけか解体されて鉄くずになるかどちらかの最後しか迎えられないジェットコースターと比べると、バイキングはどこかに置かれる可能性がある。

歴史[編集]

遊園地の花形と言われているジェットコースターと比較するとその歴史はものすごく浅いものでジェットコースターが1890年代に既に日本で設置されているのに対してこのアトラクションが日本に設置されたのは1980年代と90年以上の差がある。機械で動く自動の「ブランコ」として捉えるなら800年代に時の天皇の一句でその存在をほのめかすが存在するため、ジェットコースターどころか他の遊具に負けない深い歴史を持っていることになる。ちょうど名前の由来となっている海賊[1]も800年代から活動し始めている。

1980年代の日本と言えばバブルの真っ最中で誰しもがお金を無駄遣いしていた時代である。地方においても例外ではなく、地方の小成金たちがこぞって広大な空き地を購入しそれを利用して県を代表するテーマパークを建設していた。しかしここで問題が生じてしまった。当たり前のようにジェットコースターを建てようと思ったら想像以上に土地のスペースを費やすことになったのである。この頃のジェットコースターは一回転するタイプが登場し、その人気にあやかり同じタイプを設置しようと考えていたのだが、当時の技術的な問題から回らないジェットコースターよりも広くスペースを確保しなければならず、回るジェットコースターを設置すると残りは売店と駐車場で土地が埋まってしまう。かといって従来の回らないジェットコースターを採用すれば、確実に他のテーマパークに人が流れてしまうのである。海の近くに土地を持った小成金たちの場合は埋め立て地を作ることでこの問題を解消できたが内陸の小成金は山を切り拓く必要があるため、簡単には土地を広げられない。そこでジェットコースター以外のアトラクションを設置することで回るジェットコースターを有する他県のテーマパークと差別化を図ろうとした。こうした経緯で開発されたのがバイキングである。ジェット(空)に対抗してバイキング(船)、埋め立て地でどうにかした連中を妬んでバイキング(海賊)なあたり、かなり根に持っているらしい。

問題点[編集]

このアトラクション、ジェットコースターと同じく絶叫マシンの一つなのだが爽快感よりも不快感の方が強く残ってしまうのである。まず、非常に酔いやすいのである。ジェットコースターでも酔う場合が多いのだがこちらはそれを上回る速度があるため空気抵抗やらなんやらで酔いが紛れやすい。しかしバイキングだと加速よりも宙に浮いている時間の方が長いため、完全に気持ち悪さが勝ってしまうのである。叫んで恐怖や諸症状を発散しにくいことも不快感に拍車をかけている。ジェットコースターだと落ちる瞬間に「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」とこれまでの感情を一気に吐き出すことができるが、バイキングだと落ちる回数が長い上に空中で静止することが多いため叫んでも「あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、」と不完全燃焼する。これでは違うものを吐き出しかねない。そして何より、上がったり下がったりを繰り返すシンプルな仕組みのせいで時間の流れが長く感じてしまう。同じ5分でもジェットコースターはあっという間の5分間なのだが、バイキングだと終わらない5分間なのである。

乗ってみたいけどよくわからない方へ[編集]

バイキングを外から眺めると大体こんな感じである。この状態で文章を読んで酔わなければおそらく本番でも耐えられるだろう。その際にはなにも食べずに乗ることを推奨する。忘れてはいけないのは現実は想像とは大きく異なることである。もしこの記事を読んで酔ってしまったとしてもそれは目の疲れによるものであるため、バイキングで感じる不快感とは全く違うものである。おそらく、記事を見ながら椅子の背もたれに寄りかかり、椅子を傾けてひっくり返りそうになって慌てて体勢を直す方が感覚としては近いだろう。

脚注[編集]

  1. ^ なお頭の固い百科事典ではヴァイキングと表記されている。