年末年始
年末年始(ねんまつねんし)とは、人々があわただしく働いていたと思ったら、ある日を境に揃ってゴロゴロし始めると言う、一年の中でも摩訶不思議な時期である。
概要[編集]
![]() | このユーザーは社会人です。冬休みなんか関係あるもんか、年末年始も仕事じゃボケえええ! |
アメリカではクリスマスが終了すると、春が到来するまでただひたすら辛いだけの耐久期間(Happy New Yearなどしょせんは誤魔化しに過ぎない)を過ごさねばならない。
しかし日本における年末年始は事情が違う。クリスマスが終了するや否や、一心不乱に日本式の正月を迎えるべく準備を始めなければならない、とどこに明記されているわけでもない[不要出典]のに、それが当然のあるかのように皆が行動し始める(これが日本の空気である、とする民族学者もいる)。中でも、12月25日から翌26日に変わるときの商業店の動きは見事な物である。次いで、なぜかは知らないがこの時期までに社会人は仕事に一区切りをつけなければならず、今年の仕事を翌年に持ち越してはならないというジンクスがあるためか、あわただしく行動(これがいわゆる「御用納め」である)する。家でも、年内に家を一新して正月を迎えるのを良しとしているため、大慌てで皆がその準備をする。日本の年末が殺伐かつ殺風景なものとなるのはそのためである。
そして新年。日本人は年末にあわただしく動いた反動か、突然ゴロゴロしだす。そしておおむね1月3日までの短い休暇(例外も多数あり)を過ごし、日常生活へと戻っていく。
一方、欧米人種はWinter vacationなどと抜かして2週間も3週間もだらだだら休んだりする。納期とかいう概念はないのである。
年越しの作法[編集]
さて、欧米の毛唐どもはいざ知らず、清く正しい日本人たるあなたは、本式である年越しの作法すなわち年末年始の過ごし方を熟知している事だろう。もし知らなかったとしても、慌てることなく今ここで修得すれば、十分に間に合うので心配はいらない。
まず、年末年始を迎えるにあたっては、自分の身辺を徹底的にキレイにすることが必要である。
- 借金があるなら、今すぐ全額返済すること。
- 家の掃除は言うまでもない。
- 関係のこじれた恋人などもってのほか、さっさと捨てること。
- ストーカーになったら、とっとと始末しておくこと。
- なかったことにしたい思い出の口封じは綿密に行うこと。
- その他もろもろについては年内になんとかすること。
- 鳩山首相および小沢一郎
次に、細くて長いものをすすり込むことで「細く長く生きる」誓いを立てることが必要である。
- 必ずしも蕎麦でなくても構わない。
- 蕎麦がきよりも、素麺の方が年末年始の本旨に適っていることに注意すること。
- 逆に「太く短く、華々しくパーっと生きる」ことを目的とするなら、うどんによる代用も可能である。
- おちんちんを食卓に出すのは、あまり推奨される行為ではない。
- キノコはあくまでも具であり、山菜そばにでも添えてやるといい。
- ラーメン? そんなものは許可しなぁぁいっ!

そして、心静かにゆく年に思いを忍ばせ、くる年に思いを馳せるのである。
- ……ふぅ、紅茶が美味しい……
- もう、今年も終わりか……
- 私も、来年で30歳か……もう若くないとか言われるんだろうなぁ……
- あーあ、いい出会いとかないもんかなぁ……
- そう言えば、もう何年も実家に帰ってないなぁ……
- ……ふぅ……
主なイベント[編集]
12月[編集]
- 大掃除
- 正月を迎える準備の一環として、日本全国で行われる大規模な掃除。この日には大量のゴミが出され、近所のゴミ捨て場ではゴミの山ができる。燃えるゴミを出す日には、生ゴミから普段よりも強力な悪臭が発生するため、ゴミ捨て場の近くに住む人々に迷惑をかけるということが問題になっている。
- 大晦日(12月31日。閏年には12月32日)
- 毎月の最終日である晦日のうち最も大きい晦日のことである。何が大きいのかは、現在でも討論され続けられている。
- 血の大晦日(2000年の大晦日)
- 2000年にあるカルト団体による大量殺人が行われた悲惨な大晦日。あまりにも悲惨で印象的だったため、その日を再現したドキュメンタリー映画も作製された。
- 年越しカウントダウンイベント
- 大晦日の終わりの夜中の12時まであとどれくらいの時間があるのかを数える聖なる儀式。カウントダウンが終わり、新年になると真夜中で寝ている人がいるのにも関わらず、参加者たちはものすごい騒音をたてる。
- NHK紅白歌合戦
- 歌うことにより強力な音波を発生させて戦うイベント。日本放送協会の戦場カメラマンによってTV中継される。
- JR営業妨害週間
- 「年末だ・・・そうだ、ヘブンへ行こう。」をキャッチコピーに、二本引かれた鉄骨の上に飛びこむことによって、大日本帝国鉄道に多大なストレスを与えるエクストリームスポーツである。果たして、二本のdark sentimental stickに飛びこんで何が生まれるのかは、詳しくは分かってないが、やはり全国のヴォルデモートさんに梅昆布(しけしけの)を分け与えるための行為だと考えられる。
関連項目[編集]
![]() 本項は記念すべき第1回ノー削除デーに作成されました。
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