日付による解答者決定法

出典: へっぽこ実験ウィキ『八百科事典(アンサイクロペディア)』
移動先: 案内検索

日付による解答者決定法(ひづけ-かいとうしゃけっていほう)は、主に全国の学校の授業で用いられる解答者の決定法。

Wikipedia
ウィキペディア専門家気取りたちも「日付による解答者決定法」については執筆を躊躇しています。そのような快挙を手際よくやりおおせたことは、我らの誇りです。

概要[編集]

先生に指名されないためには右端の生徒のように完全に気配を消す必要がある。
教師の魔の指から逃げに徹する生徒の例。

学校では、授業中に教師生徒に問の解答を要求する。この日付による解答者決定法はその名の通りその日の日付によって問題の解答者を決定する方法である。学校は出席番号というものが存在し、各個人に番号が割り当てられている。その番号と日付を連動させて誰がその問いに答えるかを決める。例えばその日が15日ならば出席番号15番に解答権が与えられるといった具合である。当てられた人間は例え問題の答えが分からずとも解答しなければならず、まるで悪夢のような思いをさせられるのである。指名された者にとってこの悪夢は永遠に続くように感じ、教室の全員がこちらに注目する沈黙の中で無言のプレッシャーに耐えなくてはならない。恥ずかしいやら何やらで兎に角過酷で苦しいのである。この方法はクラスの誰も手を挙げなかった場合の最終手段として用いられることが推奨されているが、教師によっては始めからこの方法を使って来る場合があるので、生徒は教師の傾向を良く理解したうえで授業に臨まなくてはならない。自分の出席番号の日が来るといつ当てられるかとビクビクしながら過ごさなければならなくなる。しかし、その日が自分の出席番号の日ではないからと言って油断していると、亜種(後述)を用いて生徒の隙を突いてくる大人げない教師もいるので常に警戒が必要である。

問題点[編集]

この方法は一見平等に解答者を指名することが出来るように思えるが、実は物凄く偏りが出てしまうものである。出席番号は先程も述べたように五十音の若い方から順に付けて行かれる。ここでは、各クラスが40人だと考える。1ヶ月の日にちは多くても31日―。圧倒的に出席番号32番以降の指名率が低くなるのである。稀に教師がそのことに気付いて32番以降の生徒を指名することもなくはないが、危険はかなり少なくなることが分かる。また、学校によってはクラスの中でも男子生徒と女子生徒の出席番号をわけている所もある。男子は1~、女子は50~という区切り方をしている学校は授業中に指名される危険が男子の方が幾倍にも高い。このような分け方の学校で男女比を1:1とすると男子は1~20番までを占める。その月の20日まではごく普通に日付による解答者決定法が使われるものの、21日に入るとそのクラスに21番はいない。常識的に考えれば女子の1番、つまり51番を当てるのが正当であるが、そうならないのが世の常。教師は何故か男子の1番を指名するのである。そうなると出席番号1番~10番(31日まである場合は11番)までの生徒のリスクが2倍になる。どう考えても平等ではないのである。ちなみに音読の際、句点で次の人に回るというシステムがあるため、唯一国語ではこれが平等になる場合がある。

教育基本法違反問題[編集]

この日付による解答者決定法は学校教育などの基本となる教育基本法を違反しているという問題点もある。この項では実際の法律の内容と照らし合わせてその違法性を記す。

第一章 第一条
Quote1.png 教育は、人格の完成を目指し…心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。 Quote2.png

教育基本法は心身ともに健康な国民の育成を命じている。しかし、実際の所どうであろうか。その日が自分の出席番号の日であるならば、学校に行くことがまず億劫になる。さらに一日中心配していなければならずストレスも溜まり、挙句の果てには当てられたときにパニック障害を起こすことも少なからず考えられる。学校教育の現状を見てみると、健康な国民の育成からはかけ離れているのである。

第一章 第二条
Quote1.png 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに… Quote2.png

正義と責任、男女平等、自他の敬愛、全ての機会を奪っている。自分だけは当てて欲しくないと言う責任回避、女子だけ当てられずずるいと言う男女不平等、他の人を当ててくれと言う「自」のみの敬愛、どこをとっても方針に沿ってはいない。生徒を方針と真逆の方向へ行かせることに拍車をかける形となってしまっている。

第一章 第四条
Quote1.png すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず… Quote2.png

全くこの項目が守られていないことは明らかである。まず先述したようにクラスの中だけでも教育の機会が平等ではないのである。しかも問題を当てられて分からないのであれば能力に応じた教育を与えることすらできていない。これは完全に違法と言える。

亜種[編集]

この日付による解答者決定法には数々の亜種が存在する。教師の数だけ亜種が存在するため全てをここで紹介する事は出来ないが、その中でもとくに有名なものをピックアップする。また、明日自分が指名され得るアンサイクロペディアンの為に自分が当てられないための指名回避方法も共に掲載する。

月による決定[編集]

これは日にちではなく月で出席番号を割り出し、生徒を指名する方法である。出席番号1番から12番の生徒の危険が非常に高くなり、その月の約30日間はずっと小さくなっていなければならない。あまりの過酷さに耐えきれず登校拒否になってしまった生徒もいる。その月の出席番号の生徒が大変である反面、他生徒はゆったりと授業に臨むことが出来る。 ちなみに1番から12番とは言ったが、この中でラッキーボーイ(ガール)がいる。それは8番である。8月に学校に来るのは大抵出校日ぐらいであろう。しかしバカの出席番号8番は夏休みの補習でこの手法が取られることもあるので注意。

回避方法-黒板の日付を変える
黒板の右端にある日付を完全に書き換えてしまうことで自分が指名されるのを回避する。月だけでなく日にちまで変えてしまうと更なる効果が期待される。かなり暑い日が続くのに12月などと書き換えてしまうとすぐに見破られてしまうため注意すること。しかし、そうでなくとも教師が出席簿を見て「日付間違ってるぞ、日直」という言葉で一蹴されることが多い。
回避方法2-出席簿の名前を変える
どうせ出席番号を出席簿で確認するのだからということで出席簿の名前を変えておく。切り貼りした跡がばれるようだと授業で答えられない以上の悪夢がその後待ち受けていることがあるため慎重に細工をする必要がある。全く関係のない名前に書き換えるよりはクラスの別の生徒の名前に変えておく方が良い。それだけでその書き換えられた生徒の指名される確率は2倍である。
回避方法3-出席番号を変える
そもそもの出席番号を書き換えておく。国語教師などは数字に疎いので成功する可能性がわりと高くなるが、数学物理などの教師は普段から数字になれているので順番通りに数字が並んでいないとすぐに見つかってしまう。これも誰がやったかばれると、授業で答えられない以上の悪夢がその後待ち受けている。

時間による決定[編集]

その時が何時か、場合によっては何分かによって決定する。11時なら11番といった具合である。日付があるのだから、時間を用いる必要は全くないと筆者は考える。

回避方法-時計を狂わせる
授業が始まる前に時計を少々いじっておくことで当てられるのを避ける。しかし、意外と教師は時間に敏感であるためすぐに異変に気付くことが多い。また、自分の腕時計で時間をチェックする教師もおり、教室の時計を狂わしても無駄骨に終わる場合もある。そんな時は静かに自分の運命を受け入れるしかない。

日付の四則計算[編集]

日付通りに当て続けることに疑問を持ち始めた教師が多用する方法である。その日の月日を何故か計算して新たな数字を生み出す。例えば12月13日ならば1+2+1+3=7で7番といった具合である。単純に足し算だけならまだしも無理にかけたり割ったりする教師もいる為生徒による予測はほぼ不可能である。また、日付によると言っても絶対的な最終決定権を持つのは教師。「1足す2足す1かける3で12番」という教師の指名に対する「1+2+1×3なら掛け算から先にするので6番です」という必死の訂正も意味をなさない。無視もしくは適当に受け流されるのがオチである。

回避方法-なし
教師が何をどのように計算するかは予想がつかないので回避することは出来ないに等しい。仮にすべてのパターンを予想したとしても教師の計算ミスなども考えられるので無意味と思われる。
ただし、教師によってはこの計算を生徒にさせる教師もいる。このときは計算を工夫することで特定の生徒を指名することができる。特に出席番号1番の男子などは、1月の間「1の何乗」で毎日当てられることになる。ただし、あまりに同じ番号が続くと、教師側も「はい、じゃあ○番の□□君、誰か指名していいよ」などの対策をとる。

四則計算かと思わせて全く関係のない数字に辿り着く[編集]

最もやっかいなのがこれである。上の日付の四則計算かと思わせて全く違う数字の生徒を指名する方法である。「7月4日だから23番」といった具合。生徒は「だから」の意味が分からず一瞬ぽかんとするが、無論教師はやってやったと言わんばかりにドヤ顔である。7月4日だから…という時点で7番、4番、11番、3番、28番などが緊張して身構えた上で全く関係のない番号を当てて生徒の反応を楽しむ姿は何とも大人げない。

回避方法-なし
完全にランダムなので回避方法は勿論ない。強いてあげるなら教師の行動、思考パターンを読み取り、来る数字を予測する程度である。てかそんなことする暇あんなら当てられても大丈夫なように勉強しろ。

要するに[編集]

頼むから俺を当てるな

関連項目[編集]

金
流行記事大賞 金賞受賞記事

この記事は2013年流行記事大賞にて金賞を受賞しました。
歴代の金賞受賞記事を探す

Upsidedownmainpage.jpg 執筆コンテスト
本項は第22回執筆コンテストに出品されました。