特に理由の無い暴力がライナーを襲う!!
特に理由の無い暴力がライナーを襲う!!(とく-りゆう-な-ぼうりょく-おそ)とは進撃の巨人の第8巻の嘘予告に掲載された煽り文。文字通り、ライナーは特に理由の無い暴力に襲われる。
概要[編集]
サシャ・ブラウスから突然ライナー・ブラウンは平手打ちを食らい、さらにそのあとストレートと見せかけた肘うちを食らう。ガタイがよいライナーだが、いきなりの暴力にライナーは女子相手に何も対応できなかった。
おそらく、担当の編集さんには、何故サシャが暴力を振るうのか支離滅裂であったためこのような文章を書き、正直な感想を発露したものと思われる。あるいは、意味のある暴力だとありきたりで、読者の関心を引き寄せられないため、理不尽な暴力を強調したかったのかもしれない。
あるいは、作者の諫山創に、何故このような暴力が振るわれたのですかと質問したところ、特に意味はありませんという返答が返ってきたのかもしれない。
しかし、進撃の巨人は無邪気な巨人がお遊びのつもりで人間を殺害するなど、理不尽な暴力が横行している作品である。そんな作品で、矮小な人間が矮小な人間に矮小な暴力を振るったところでそれはインパクトになるのだろうか、次巻も読んでみたい、と読者の好奇心を煽れるだろうか。
やはり、この煽り文に特に意味はないと思われる。
こんな特に意味はない煽り文掲載しなくても、進撃の巨人はもう十分売れてるんだから、やはりこんな煽り文を掲載することに特に意味はない。
そもそも、意味があったら暴力は許されても良いのだろうか。大義名分を掲げて行われた暴力は、十字軍など、むしろ意味のない暴力よりも悪辣で残酷で歯止めが利かない厄介な暴力になる。つまり、暴力の意味を究明することに、特に意味はない。
また進撃の巨人のような荒廃した世界においては、平手打ちからのエルボー程度暴力の範疇に入らないだろという疑問、指摘も存在する。しかし、こうした議論をすることは、進撃の巨人の本筋から脱線することになるので、やはり、特に意味はないのである。
意味[編集]
特に意味はないと思われる。
じゃあなんでいきなり暴力ふるわれたんだよ[編集]
以下のことが考えられる。
- 痴情のもつれ
- 男が女から暴力(特に平手打ち)を食らう場合、十中八九これに当てはまる。ただ、ライナーは女に興味があるように見えないし(むしろ男に興味があるように見える)、サシャが男に興味があるように見えない(むしろ食べ物に興味があるように見える)。
- 食べ物の恨み
- サシャは食べ物に異常な執着がある。訓練兵の「通過儀礼」の際ふかした芋を食べていた。現代で言うと入社式にアイス食っている馬鹿である。ライナーはおそらくサシャの食べ物を横取りして暴力をふるわれたのだろう。
- ネタとして
- なんとなく面白いからやった説。実際、ネット上では「特に理由の無い暴力がライナーを襲う!!」はゴロがよい為か何かとネタに使われる。
- 理由は無い
- 一番妥当な説である。
特に理由の無い暴力の例[編集]
しかしながら、現実世界でも進撃の巨人の世界と同じように理不尽であり、特に理由の無い暴力で溢れている。その一端をあげる。
- 意味があるとしたらそれはそれで問題だ。
- 「1人殺せば悪党で、100万人殺せば英雄になる」と言われるので、意味はあるのかもしれない。
- いじめっ子の感情を満たす意味では意味はあるのかもしれない。
- ゴキブリ倒し
- ゴキブリは常に人類から「気持ち悪い」、「不潔」という理由で正当防衛以上の暴力をうける。近未来に人類は逆襲に遭う。
特に関係のない関連項目が読者を襲う!![編集]
- 誰でもよかった - 特に理由の無い暴力の例。
- 憎しみ - 特に理由の無い暴力の結果。
- ブリーチ - 特に理由の無い暴力の応酬が描かれている漫画。というより理由が分からなくなる。
- 京阪電気鉄道 - 特に載せた理由はない。
流行記事大賞 銅賞受賞記事
この記事は2013年流行記事大賞にて銅賞を受賞しました。 |